- TOEICの勉強をしたいけど、何から始めていいか分からない
- TOEIC600点の壁を越えられない…
- 教材が多すぎて、選び方が分からない
- そもそも本当に、転職に役立つの?
あなたも、こんな悩みを抱えていませんか…?
「TOEICで最初に目指す点数」といえば、
600点!
TOEIC600点は、
- 転職で有利になる
- 履歴書で担当者の目を引きやすい
- 応募条件の最低ラインになっている
このようなスコアとして注目されますよね。
さらに!
「TOEICの平均点=600点」
ということで、まずは600点を最初の目標に設定する人が多いようです。
ちなみに、社内公用語を英語にしている「楽天」でも、中途採用の条件に「TOEIC600点以上」を設定しています(2022年現在)!
…とはいえTOEICは、基本的に「英語で仕事をしたい」という英語好きが挑む試験。「平均点」ではありますが、決して「簡単に取れる点数」ではありません…。
なにしろ、TOEICの世界には「600点の壁」という言葉があるくらい、600点超えに苦労している受験者も多いんです…。
そこで!
「短期間でTOEIC600 点を取りたい!」
「何度やっても600点を超えられない…」
というあなたのために、
とりちゃん流「2カ月で600点を取るための勉強法」を紹介したいと思います^^
ちなみに、この方法は英語が苦手な人でも大丈夫!
というより、苦手な人にこそオススメしたい、
- 超シンプル
- 社会人でも続けやすい
- 短期間で効果が出る
学習法です。
なにしろ、もともとTOEIC430点だった私が成功した方法なので…^^
記事の前半では、使用した教材や勉強法について。後半では、本番での様子や、補足として、私の学習前の学力についてお伝えしますね!
「なんとか600点の壁を越えたい!」と頑張るあなたのために、少しでもお役に立てたら嬉しいです^^
では、さっそく始めましょう!
これだけやっておけば大丈夫!おすすめの教材
いきなり結論を言ってしまいますが、TOEIC600点に必要な教材は、ひとつしかありません。ぶっちゃけ、これだけやっておけば大丈夫。
その教材というのは…『スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース(ベーシックプラン)』です!
実際に私はほぼスタサプTOEICだけを使い、学習スタートから2カ月後の試験で600点を突破しました(正確には675点)。
正直、私自身もこの結果には驚いています…。さすがに、ここまで上手くいくと思っていなかったので(笑)。
では、なぜ数ある教材の中から『スタサプTOEIC』を選んだのか。まずはその経緯から説明しますね^^
スタサプTOEICを選んだ理由
『スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース(ベーシックプラン)』を選んだ理由は、ずばり、色々考えるのが面倒くさかったからです!
というのも、「TOEIC学習者がぶつかる最初の試練」は、TOEICの「勉強」ではありません…。
TOEICの「教材選び」なんです!
なにしろ、TOEICの教材は多すぎる!
初めて書店のTOEICコーナーを見たときは、ただただ本の量に圧倒されるばかりで、何も買わずに逃げ帰ってしまいました…。
単語、熟語、文法、リスニング、ディクテーション、シャドーイング、その他もろもろ…。しかも、それぞれのジャンルに大量の教材があって…。
この中から適切な教材を選び、効率的に学習プランを立てる…なんて面倒くさすぎる!っていうか無理!
そういうわけで、私が求めた条件は
- 「やるべきこと」が整理されている
- 学習手順が分かりやすい
- 初心者向け
- ボリュームが多すぎない
ようするに、「これだけやればOK」というセット教材でした。
そして、そんな私のワガママ条件にピッタリ当てはまったのが、『スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース』だったんです!
では、スタサプTOEICがいかに便利な教材なのか。その魅力をお伝えしますね^^
スタサプTOEICの5つの魅力
スタサプTOEICの魅力は、つぎの5つ!
- このアプリだけで完結する
- 英語が苦手な人でも分かりやすい
- TOEICに特化している
- スマホでできる
- 料金が安い
ひとつずつ詳しく説明しますね!
魅力① このアプリだけで完結する
私にとって最大の魅力は、「スタサプTOEICだけで、600点に必要な勉強が完結する」ところです!
TOEICで600点を取るためには、
- 単語
- 熟語
- リスニング
- 文法
- 長文読解
など、さまざまなスキルが必要です。
でも、それぞれ「何を」「どれだけ」やれば、「必要な力」が身につくのか…素人には分かりませんよね…。
その点、スタサプTOEICであれば、
「このレッスンから初めて、次はこのレッスンで…」といったカリキュラム(学習手順)が綿密に組まれています。
しかも、なにも疑わず、その通りに学習を進めただけで、実際に675点も取れちゃいました!
スタサプTOEICがなければ、600点を取るどころか、教材選びで挫折していたかもしれません…。
- 勉強をする前に、あれこれ教材選びで悩みたくない。
- 学習手順に不安がある。
- 何から始めていいかわからない。
もしあなたがこんな悩みを抱えているのであれば、スタサプTOEICはきっと役に立つと思いますよ^^
- パーフェクト講義[英文法編]
-
関先生による文法講座。「解説動画+練習問題」の構成になっている。動画時間は10分以内。
- パーフェクト講義[Part編]
-
TOEICの各パートの対策講義。パートごとに頻出パターンを取り上げ、「解説動画+練習問題」でトレーニングを行う(解説は関先生)。リスニングパートではディクテーションとシャドーイング、リーディングパートでは音読の練習もできる。全140講義以上。
- TEPPAN英単語
-
一問一答形式の単語学習ツール。正解・不正解が記録され、不正解の問題だけ復習することもできる。目標点数ごとに覚える語彙の数が設定されていて、600点の場合は750語。
- 実践問題集
-
TOEICの実践練習ツール。本番と同じ形式の問題が、1回200問×20回分=4000問用意されている。関先生の解説、ディクテーション、シャドーイング付き。
※600点突破の時点では未使用。
- アダプティブ講座
-
実践問題集をベースにした復習用ツール。パートごとに実践問題集からランダムに出題される。結果に応じて、AIが「苦手な問題」を選定。
※600点突破の時点では未使用。
魅力② 英語が苦手な人でも分かりやすい
スタサプTOEICの講師といえば、CMでもおなじみの「関 正生」先生!英語学習の世界で知らない人はいない、超有名カリスマ講師ですよね。
関先生の授業の特徴は、「英語の核」を突いたムダのない解説です。
ムダがないから、分かりやすい。
ムダがないから、シンプルで暗記の量が少ない。
これは、従来の「暗記に頼った学習法」とは真逆の路線といえます。
たとえば「分詞構文」。従来の英語学習法であれば、「分詞構文には時・理由・条件・譲歩・付帯状況などの意味」があって…これを「覚えろ!」と言われて終わっていましたよね。
覚えろと言われても覚えられませんし、覚えたところで「使い方」がよく分かりません。
でも関先生の場合は、「分詞構文の意味は…『~して』だ!」というシンプルなもの。
時・理由・条件・譲歩などの意味があって、時のときはこう訳して、理由のときはこう訳して、でもこんな例外があって、あんな例外もあって…
時?理由?譲歩?そんなの覚えなくていい!全部「~して」で訳しちゃえ!
どちらが分かりやすいか、一目瞭然ですよね(笑)。
しかも、関先生は英語学の専門家なので、正式な英文法のルールに従っているところも安心できます。
「英語は苦手…」という意識を持っている人ほど、関先生の授業にビックリするはずです!私は最初から最後まで、驚いてばかり(笑)。それくらい、「学校で習った英語」とはまったく違うものでした。
「学生のときに、この授業を受けたかった…」
勉強中に何度このセリフをつぶやいたことか…(笑)。
魅力③ TOEICに特化している
「TOEIC対策コース」というだけあって、当然ながらTOEICに特化しています。特化しているということは、「TOEICに必要な内容だけ学習できる」ということ。
つまり、「TOEICにはこういうものが、こういう形で出題される」と解説してくれる…。いやいや、それだけではありません!
TOEICに出題されない内容であれば、「これは覚えなくて大丈夫」としっかり教えてくれるんです!
少しでも暗記を減らしたい私にとって、これほど安心できる指導法はありません。「これを覚えろ」より「これは覚えなくていい」のほうが、気持ちは楽になるんですよね。
「幅広く英語の知識を身につけたい」
ではなく、
「とにかくTOEICで600点を取りたい」
と割り切れる人にとって、この特化型の学習スタイルは、とても効率的だと思いますよ^^
魅力④ スマホでできる
スタサプTOEICの嬉しい点は、「スマホでできる」というところ。たとえば通勤・帰宅の電車や外出先のカフェでも、あるいはベッドに寝転がりながらでも、さっと講義を受けられるんです!
これは忙しい社会人にとって、ありがたい機能ですよね。
WEBとアプリのハイブリットなので、パソコン、スマホ、タブレットを連携することもできます!
また一つひとつの講義時間が短いので、スキマ時間に受講しやすいのも魅力!そもそも講義時間が長いと、それだけでイヤになっちゃいますもんね…。
- 仕事が忙しい
- もっと気軽に勉強に取り組みたい
という人にとって、スタサプTOEICの使い勝手の良さは、大きなメリットになるはずです!
魅力⑤ 料金が安い
いくら内容が良かったり、機能的だったりしても、料金が安くなければ絶対に使っていなかったと思います…。
何度も英語で挫折してきた私にとって、「(これ以上)余計なお金を使いたくない」というのが本音でした。
消極的な言い方ですが、万が一失敗したとしても、最小限の損失で済ませたかったのです…。
その点、スタサプTOEICの料金は(最大で)月額3,278円!半年契約や1年契約なら、さらに安くなります。
私は利用できませんでしたが、キャンペーンも時々やってるみたいですね!
外食を2~3回我慢すれば十分に払える金額…自炊すれば健康的で一石二鳥…。
またスタサプTOEICには、関先生の講義はもちろん、単語学習、ディクテーション、シャドーイング、パートごとの対策授業、その他学習記録ツールなど、さまざまな機能付き。
これだけの教材・機能がまとまっていると思えば、決して高い金額ではありません。
しかも、結果的に2カ月で675点を獲得できてしまったので、「最高にコスパが良かった」ことも分かりました。
TOEICの勉強には「継続」が必要。だからこそ、料金がそこまで高くないことは、重要な判断基準になると思います!
その他の教材について
TOEIC600点突破のためには、先ほどお伝えしたように、『スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース(ベーシックプラン)』だけで十分です。
とはいえ、他の有名教材も気になっちゃいますよね。そこで、以下のビギナー向け(といわれる)教材について、私なりの意見を述べておきます!
- スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース(パーソナルコーチプラン)
- 関正生のTOEIC® L&Rテスト文法問題 神速100問
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 / 特急シリーズ
- TOEICテスト新公式問題集
スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース(パーソナルコーチプラン)
そもそも『スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース』には、「ベーシックプラン」と「パーソナルコーチプラン」があります。私が使っているのは、「ベーシックプラン」です。
「パーソナルコーチプラン」は、文字通り専属のコーチがついて、チャット等でコミュニケーションを取りながら進めていくもの。
疑問をすぐに解決できたり、モチベーションを管理しやすかったりするのは、確かに大きなメリットです。
大きなメリットではありますが…その料金は、6か月で107,800円!
とてもとても、そんなお金は払えません…。
ちなみに、ベーシックプランなら6カ月で18,348円。1/5の費用で済みます。
そういうわけで、機能や学習内容以前に、費用面で見送りました…。
関正生のTOEIC® L&Rテスト文法問題 神速100問
実をいうと、私はスタサプTOEICだけでなく、こちらの『関正生のTOEIC® L&Rテスト文法問題 神速100問』もちょこっとだけ使っていました。
スタサプTOEICの講師である、関先生の文法問題集だったため、反復練習にちょうど良かったからです(実際に効果はあったと思います!)。
では、なぜスタサプTOEICとともに、こちらの教材をオススメしないのか…。
その理由は、実のところ反復練習であれば、スタサプTOEIC内でできるからです。
私の場合、この本を購入したのはスタサプを始めたばかりのころ。そのため、アプリ内で似たような勉強ができることを知らなかったんです…。
すでに関先生のファンになっていたので、ファングッズの感覚で購入しちゃったんですね…(笑)。
そういうわけで、「スタサプTOEICを使うのであれば、神速100問はなくても大丈夫」だと思います(この教材が悪いという意味ではありません!)。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 / 特急シリーズ
TOEIC教材の定番中の定番といえば、『でる1000』と『特急シリーズ』ですよね。ただ、私はどちらも使いませんでした…。
『でる1000』は主にTOEICのPart5用の文法教材。でも、ひとつのパートに絞っている割には…分厚い…。また(少なくとも当時の私にとって)難しい解説が多く、挫折しそうだったため、購入せず。
『特急シリーズ』は、とにかく種類が多すぎる…。「初心者が何をどれだけやればいいのか」よく分からず、調べるのも面倒だったので、こちらも購入は見送りました。
TOEICテスト新公式問題集
こちらも定番教材ですよね。高得点者が使っているので、オススメ教材として、よく目にすると思います。
ただこちらの教材は、どちらかというと中~上級者向け。すでにある程度英語の知識がある人が、さらにスキルを磨き、知識を定着させるために使用するもの、といった感じです。
そのため、TOEICビギナーである私にはハードルが高く、使いこなせる気がしませんでした。少なくとも600点には不要かな、という印象です。
いかがでしたか?
TOEIC対策用の教材は本当にたくさんありますよね。
でも、600点という目標に絞るのであれば、あれこれ教材を買いそろえるよりも、スタサプTOEICに一本化するほうが、効率は良いと思います!
私は実際に、ほぼスタサプだけで800点超えも達成しました!
ではつづいて、600点を突破するまでの、私の実際の勉強記録を紹介しますね^^
2カ月間の勉強記録
2022年12月24日、スタサプTOEICに登録し、勉強開始。約2カ月後の2月27日にTOEICを受験。結果、675点を獲得しました。
この結果を踏まえ、2カ月間に実践した勉強内容を紹介します!
「スタサプTOEICを使って勉強したい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
学習進度
TEPPAN英単語
- 1~500まで暗記
パーフェクト講義[文法編]
- 時制
- 仮定法
- テスト①
- 不定詞
- 動名詞
- テスト②
- 分詞
- 受動態
- テスト③
- 関係詞
- テスト④
- 比較
- 冠詞・名詞
- 名詞
- テスト⑤
- 代名詞
- テスト⑥
- 形容詞
- 副詞・語法
- 前置詞
- テスト⑦
- 接続詞
- 文型・語法
- テストまとめ
パーフェクト講義[Part編]
- Part1
勉強方法
以下、各学習の勉強方法です。
文法
パーフェクト講義[英文法編]を使用。
最初の1カ月は、とにかく文法の勉強に集中しました。
とはいえ、ほぼ英語ビギナーだったので、自分であれこれ考えたりせず、ひたすら「受け身」の勉強。関先生の解説動画を見て、先生が指摘したポイントをノートにメモ。実践不足は否めませんね。
ただパーフェクト講義内の練習問題だけは、完ぺきに正答できるまで何度も繰り返し復習しました。
単語
「TEPPAN英単語」を使用。「目標600点=750語」を暗記しました。
英単語で工夫したポイントは、
「毎日〇個覚える」
ではなく、
「1週間で100個覚える」
という方法を採用したこと(私のオリジナルではなく、関先生のメソッドです)。
同じ100個の単語を、1週間、とにかく毎日、「TEPPAN英単語」を使って学習する。こうすることで、結果的に「100個の単語を7日間連続で復習した」ことになります。
単語の記憶でもっとも大切なことは「復習」です(単語に限ったことではありませんが)。
でも、1日〇個の覚え方だと、つい復習がおろそかになりがちですよね。その点「1週間で100個」スタイルは、強制的に何度も同じ単語を学習するので、復習のスケジューリングが苦手な人でも安心です!
しかも…嘘みたいによく覚えられます。
「機械的に」毎日100個の単語を復習する、という作業が、「TEPPAN英単語」と相性が良いんですよね!単語帳が大キライだった私でも、あまり苦労せずに、2カ月で750個の単語を覚えられました!
ちなみに「TEPPAN英単語」は、
- 出題順序(順番通り or ランダム)
- 選択肢(4択 or なし)
- 解答モード(単語+音声 or 音声のみ)
このように出題・解答方法をカスタマイズできます。
そこで、順序は常にランダムに設定しつつ、
- 月~水は、4択+英単語表示
- 木~金は、4択+音声のみ
- 土~日は、選択肢なし+音声のみ
と徐々に負荷をかけるようにしました。こうすることで、「覚えた気になっている」単語を見逃さず、確実に定着させることができます!
試験直前期には、750個の単語を総復習。「TEPPAN英単語」では正解・不正解がチェックされるため、不正解だった単語をまとめて、繰り返し練習しました。
なお、単語の勉強はあまり時間がかからないので、通勤中や朝一など、とにかく一日のはじめに取り組むことをオススメします。
リスニング
パーフェクト講義[Part編]を使用。
文法編が終わるとともに、リスニングの勉強を開始(1カ月目の終盤くらい)。文法と同様、解説動画を聞いて、先生の指摘したポイントをノートに取る、を繰り返しました。
パーフェクト講義のリスニングパートには、動画と練習問題に加え、ディクテーションとシャドーイングがあります。
そこでひとまず、ディクテーションだけは何度も繰り返し、完ぺきを目指しました。シャドーイングのほうは、全然舌が回らず…。完ぺきを目指すと挫折しそうだったので、とりあえず「英文を見ながら音読する」くらいのクオリティで頑張りました。
リスニングパート・リーディングパートの学習時間の比率でいうと、ほぼリスニングに時間を割きました。たぶん9:1くらい。「二兎を追う者は一兎をも得ず」の考え方で、とにかく初回はリスニングに重点を置こうと思っていたので…。
そういうわけで、パーフェクト講義のPart1~3はかなり徹底的にやりました。Part4は、ひと通り講義を受けたのみ。難易度が高く、時間がかかりすぎると判断したため、復習はしませんでした。
リーディング
パーフェクト講義[Part編]と『関正生のTOEIC® L&Rテスト文法問題 神速100問』を使用。
前述のように、リーディングにはほとんど時間を割けず。リスニングをひと通り学んでから、残った時間でPart5 + ちょっとだけPart6の講義を受けました。
とにかくサッと触れた後、『神速100問』で復習。1~90問まで頑張ったところで、時間切れ。
先ほどお伝えしたように、私は『神速100問』を使いましたが、実際はスタサプTOEIC内で同様の復習ができます。
そういうわけで、リーディングについては、ほとんど未完成でした…。
復習について
学習全体に対していえることですが、私の場合、
「多くの範囲を網羅する」
よりも、
「限られた範囲を何度も復習する」
ことに時間を使いました。
そのため他の人に比べ、同じ時間に対する学習進度は遅いと思います。でも「ぜんぶが中途半端」より、「できることを確実に増やしていく」ほうが、私の性格には合っていました。
「できること」と「できないこと」が明確であるほうが、精神的な負担が少ないと感じるからです。実際にそのやり方で結果も出たので、まさに「結果オーライ」といった感じですね^^
ちなみに、復習には「復習帳」や「Anki」といったアプリが便利です。復習したい内容を登録しておくだけで、「忘却曲線」に合わせた復習スケジュールを自動で組んでくれるため、忘れかけた頃に繰り返し勉強できます。
1日のスケジュール
参考までに、私の1日のスケジュールをお伝えしておきます。
なお、私の性格的に、根を詰めすぎてしまう傾向があるため、週7日のうち1日は、英単語のみ復習する日(他の勉強はお休み)を設けました。
目標勉強時間は14時間/週。平日の5日間で8時間、休日に6時間を目安にしました。
平日編
平日はどうしても、仕事で頭がいっぱいです。そのため、英単語や復習を中心に、軽めの勉強を心がけていました。余裕のある時だけ新しい単元を勉強する、といった感じですね。
休日編
休日の基本コンセプトは、「新しい単元の学習」です。休日に進めて、平日に復習。ただ復習に時間のかかる単元については、休日に回していました。
なお、「時間」によるスケジューリングはせず、その日の目標を達成したら即終了。無理をせず、マイペースで続けることが重要ですね。
あくまで私の勉強記録ですが、もしかすると役立つ部分があるかもしれません!
とくに単語の覚え方は、関先生のメソッドということもあり、オススメです^^
ではつづいて、TOEIC本番と結果発表の様子についてお伝えしますね!
本番と結果発表
「TOEICの本番ってどんな感じなの?」
初めての試験は、誰でも不安になりますよね。そこで、1回目のTOEIC受験時の私の様子をお伝えします!
本番の様子
自宅~テスト開始
まずは寝起きに、復習アプリで英単語の最終チェック。
つづいて、出発前に荷物の最終確認(コレが一番大事です!受験票・身分証明書・筆記用具・時計。これだけは何度も確認しましょう!)。
荷物の確認をして、朝食を済ませたら、いざ出発!自宅から会場まで約1時間。移動中はアルファ波の流れる音楽を聴いて、脳をリラックスさせます。
開始20分前に、会場に到着。受付で検温、身分証明書の提出、本人確認が行われます。
教室を見回すと、空席が多い…どうやら当日欠席の受験生も結構いるみたいです。座席は2人席と1人席。私は幸い1人席でした。ただ、2人席も十分広いので、隣の人はあまり気にならないと思います。
席に着いた後は、耳慣らしのためにスタサプでリスニング問題を流しつつ、ノートで気になる部分を確認。私はやっていませんでしたが、最終チェック用にまとめておくといいかもしれませんね。
ちなみに机の上にはあらかじめ解答用紙が置いてあるので、試験開始までに、氏名や受験番号等を記入しておきましょう。
さて、時間が来ました。
試験官からの説明、スピーカーのチェック、問題用紙の配布、そして再度の本人確認(順番は若干前後していたかもしれませんが…)。
そしてついにTOEICが始まりました!
テスト中
TOEICはリスニング→リーディングの順番で問題を解きます。
計120分間のうち、リスニングが45分。「45分って長すぎない?」と不安に感じていましたが、音声問題は容赦なく進んでいくので、時間を体感する余裕すらありません。
久しぶりの受験だったこともあり、リスニング中にまさかのマークミス!リーディングでもpart7の問題がほとんど解けず…。半ベソをかきながら、それでも最後まであきらめずに取り組み…気づけば120分経過。10年ぶりの私のTOEIC受験は、あっという間に終わりました。
テスト後
Twitterを見ると「今回の試験は難しかった」といったツイートが流れていました。でも正直なところ私は、自分ができたのか、できなかったのか、それすら判断できず…。そんなことよりも、試験が終わった解放感で、すっかり幸せに満ち溢れていたことを覚えています(笑)。
結果発表の様子
TOEICでは、試験日から17日後の正午に、WEB上でスコアを確認できるようになります(なおTwitterでは、この日に自分の点数を発表する「TOEIC祭り」が行われます)。
実はこの日、結果発表のことを完全に忘れて、のんきにスシローでランチしていました。大好きな赤エビをつまみながら、たまたまTwitterのTOEIC祭りをみて、結果発表のことを思い出す…(笑)。
慌ててWEBサイトを開きつつ、正直なところ、あまり期待はしていませんでした。とりあえず「大学時代のスコア(430点)より上だったらいいなぁ…」くらいの感じ。そんな軽い気持ちでスコアを確認すると…675点!
驚きすぎて、嬉しすぎて、思わずスシローで泣いてしまいました(笑)。
ほんとうに嬉しそう(笑)。
たった2カ月しか勉強していないのに、こんな結果になるとは…ただただ驚くばかり。その瞬間から、本当の意味で、英語の勉強に「ハマった」気がします。
Twitterでもたくさんの人にお祝いしてもらえました!みなさん、本当にありがとうございました^^
以上が、本番と結果発表時の私の様子でした。
では最後に、学習前の私の英語力について、お伝えしておきたいと思います!
学習前のとりちゃん
TOEICの学習法や結果をお伝えしたので、最後に補足として、
- 学習前のとりちゃんの英語力
- そもそもなぜTOEICを選んだのか
についてお話ししますね。
とりちゃんの英語力
「2カ月で600点突破」なんて聞くと、
「もともと頭が良いんでしょ?」
「英語が得意なんでしょ?」
って思っちゃいますよね。
私が初めてTOEICを受験したのは、大学3年生のとき。素敵なキャリアウーマンを目指していた私にとって、英語なんてできて当たり前!一応英語学科だし、ちゃんと勉強さえすれば楽勝でしょ!と自信満々で挑んだ最初のテスト。そのスコアは…なんと…430点…。
そのとき、ようやく気付きました。私は…英語が得意ではなかったのだと…。
TOEICを受験したのは、その一度きり。そして社会人になってからも、英語学習は挫折続き。
たとえば、
- 英会話教室に半年通ったのに、「You can do it!(君ならできるさ)」と「I’d like a refund(返金してください)」しか覚えていない。
- ビジネス英語に興味を持ったけれど、最終的にGoogle翻訳に丸投げ。
- 「字幕なしで映画を観る女」にあこがれ、オンライン英会話を始めたけれど、3回目で字幕ありの人生を選ぶ。
こんな感じで、なにひとつ上手くいかず…。その後は、しばらく英語から距離を置いていました。
以上がTOEIC学習前の私の英語力です。どうですか?少しは安心してもらえましたか(笑)?
では、そんな挫折だらけの私が、なぜふたたびTOEICを勉強することになったのか。
その理由をお話ししますね^^
なぜTOEICを選んだのか?
私がTOEICの勉強を始めたのは、転職活動がきっかけでした。
そしてTOEICを選んだ理由は、次の3つ。
- 転職に有利な資格
- ハードルが低い
- プライベートでも役立つ
1. 転職に有利な資格
「転職に役立つ資格」「転職に有利な資格」などのキーワードで検索すると、まず間違いなく「TOEIC」の名前が出てきますよね。実際に、TOEICの点数が足切りになっている会社も少なくありません。
厳しい世の中だなぁ…と最初は思ったのですが…裏を返せば「TOEICで高得点を取れば、転職のチャンスが増える」ということ!しかも、大手企業ほどTOEICを重視する傾向があります。つまり…同じ転職でも、より年収の高い企業を狙いやすくなる!
こんな単純な理由で、というか完全にお金につられて「よし、TOEICでいこう」と決めちゃいました(笑)。
2. ハードルが低い
TOEIC以外に、転職に有利な資格やスキルを探してみると、
- 日商簿記検定
- 公認会計士
- 米国公認会計士
- MBA
- ファイナンシャルプランナー
- 中小企業診断士
- 社会保険労務士
- 宅地建物取引
- 行政書士
- プログラミング
などが見つかります(ちなみに、簿記とFPは過去に取得済み)。
ご覧の通り、堂々たる顔ぶれ…。これだけの威圧感を放たれると、有利うんぬんの前に、挑戦する気持ちすら起きません。
一方、TOEICは、あくまで「英語」です。挫折を繰り返してはいるとはいえ、少なくとも、敷居が高いとはいえません。しかも「TOEIC600点」というスコアに限定すれば、上記の資格の中ではかなり「易しい」部類に入ると思います。
「より短期間で、より現実的な資格」という観点からも、私にとってTOEICは魅力的でした^^
3. プライベートでも役立つ
TOEIC、つまり英語は、もちろんプライベートでも役立ちます!
英語が話せれば、海外旅行はさらに楽しく。また、日本で外国人観光客に声をかけられても、焦って汗びっしょりになる心配がありません。
何より…英語が話せたら、カッコイイ…!
以上が「学習前のとりちゃん」の状況でした。ようするに、TOEICを勉強することになったけど、英語は苦手、ということです。
そんな私でも、2カ月で675点を獲得できました!
だから、きっとあなたも、600点の壁を越えられるはずです^^
まとめ
いかがでしたか?
もしかすると、「これだけの勉強で675点も取れた」という事実に驚いてしまうかもしれませんね。
でも、本当に取れちゃったんです…。
もし自分なりに勝因を分析するとすれば、
- 教材にスタディサプリTOEICを選んだこと
- 復習に重点を置いたこと
この2点だと思います。
勉強記録のところで紹介したように、スタサプTOEICについても、すべての範囲を学習したわけではありません。
また、勉強時間は1週間に14時間程度。おそらく、そこまで難しいスケジュールではないと思います。そもそも私ができたくらいですから、誰でも再現可能でしょう!
というわけで、この記事が600点を目指しているあなたの参考になれば嬉しいです^^
次の記事では700点を突破するまでの勉強記録を紹介したいと思います。
それでは、引き続きよろしくお願いします!
以上、とりちゃんでした^^
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